今回はレンザテックコンパスの各部名称を解説します。
このコンパスは軍用コンパスとして有名ですね。
左上から反時計回りに行きます。
カバー:金属製で堅牢な作りになっており機能重視のデザイン。
夜光照準点 ・照準線:夜間でも使えるように蓄光塗料が使われている。
基盤:カバーと同じく金属製。裏からリング内にオイルを封入しいる。
磁針:東西南北に蓄光塗料が塗られている。文字は読みやすい。
スケール:深く刻まれている。精度よりも耐摩耗性を重視している。
レンズ:回転盤上のミルスケールを読む為の拡大鏡。
(ミルスケールについては次回以降に解説します。)
指掛け:親指を掛け、銃を持つように構える。
照門:ココに照準線を入れて目標物を狙う。
回転盤:周囲に
ミルスケールを備える。
円盤のため静止するのに多少時間を要する。
リング:回転させて西偏補正や
メモリーに使用。
基準線:ミルスケールをレンズから読む際の基準となる。
照準線:黒の極細ワイヤー製で目標物を捉える事が出来る。
レンザテックコンパスは、
通常のコンパスの使い方も勿論出来ますが、
なによりも
クロスベアリングが得意なコンパスです。
クロスベアリングの詳細は、次回以降に解説します。