直ぐに方向が知りたい!
と思った事は無いですか。
私はいつもです。(汗)
即座に方向を知るには
3つの要素が関わってきます。
- コンパスが直ぐに取り出せる事
- 針が直ぐに止まる事
- 針の視認性が良い事
という3要素です。
①コンパスの携帯方法と②③
コンパスの選び方によります。
(夜間などの特殊な状況下については、別の機会に紹介したいと思います。)
①
コンパスが直ぐに取り出せるかどうかは、
普段コンパスを何処にしまっているか?
という事になります。
私はザックのショルダーストラップ(利き手側)に、
ぶら下げています。
ぶら下げるヒモの長さが結構微妙な調整になります。
長過ぎると歩行中邪魔ですし、強風下で煽られます。
短過ぎると左手に持った地図の上で扱えません。
服装や登山形態で変わりますが、
今はカラビナを含めて16㎝にしています。
(針から3cm以内にビナのヒンジが入ると磁気に影響します。
詳細はまた次回以降に解説します。)
(中程のオレンジ色の物はホイッスルです。詳細は別の機会に解説します。)
バリエーションでカラビナなどのガチャを持って行く場合は、
ギアラックに付けています。
いずれの場合も、
コンパスは丸出しにして登っています。
脇の下に位置するので、邪魔にはなりません。
山仲間には、ヤッケのポケットに入れている人や、
ウェストポーチに入れている人もいます。
皆工夫して取り出しやすい所に携帯しています。
②
次に針が直ぐ止まるかどうか?。
これはコンパスの性能によります。
つまりコンパスの選び方ですね。
調べ方は簡単です。
コンパスを立てた状態で針を違う方向に向けてから、
パッと横にしてみて、
北を指した針が直ぐに止まるかどうか。
良い物は一瞬で止まります。
リング内には不燃性オイルが入っており、
針の重量、形状、オイル粘度など、
振動を減衰させる作りになっています。
③
針の視認性が良いか?
これは針の形状と塗装によります。
(リング内の気泡が気になりますね。
これについては次回以降に解説したいと思います。)
朝早い時間や夕暮れ時にコンパスを使う時は、
特に見やすい方が良いです。
これら②③の条件をクリアしているコンパスが、
直ぐに方向を知るためには必要になります。
直ぐに方向を知る方法 まとめ
- 取り出しやすい場所にコンパスを携帯する
- 視認性の良い針を備え
- 針が直ぐに止まるコンパスを選ぶ