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コンパスの使い方

登山におけるコンパス(方位磁石)の使い方を中心に、 コンパスの種類や特徴を、アウトドアでの実践も含めて解説します。

0.3 コンパス用の地図を入手する方法

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0.3 コンパス用の地図を入手する方法


今回はコンパス用の地図を入手したいと思います。



使用する地図は、
国土地理院 発行の、
1/25000 地形図 です。

通称『ニゴイチ』。

入手の仕方は、
    1. 国土地理院のサイト→印刷して貼りあわせてコピー。
    2. 図書館で(研究用として)コピーして貼り合わせて、再びコピー。
    3. 大型書店や山用品店や大学生協で原本購入して貼り合わせて、コピー。
地図の精度や緻密さで比べると1<2=3。
やはり値は張りますが原本を入手出来れば最上です。
国土地理院もその辺りは計算して、
国土地理院のサイトでは原本が直接入手出来ないように、
縮尺を変えてあります。

家にパソコンとプリンターがあり、
画像を貼り合わせと縮尺を変更する程度の加工が出来れば、
1が最も手軽に入手出来ます。

いずれの場合でも張り合わせ作業が発生しています。
これは1/25000地形図は縮尺が小さいので、
山域によっては日帰りでも複数枚、
合宿などで長期縦走する場合は10枚以上の地形図が必要になるからです。
かと言って倍の1/50000地形図では大きすぎて、
歩行距離や地形把握との相性は良くないと思います。

別に縮尺を1/25000に合わせなくとも良いのではないか?
という意見が出てきそうですが、

これは合わせた方が良いです。

それは距離感や傾斜の緩急など、
山行を重ねて体感して獲得していく山のスケールを、
一定の縮尺地図で把握するためです。

山行計画を練る時によく用いられる、
昭文社の登山地図も、
この国土地理院の地形図を元に作成されています。

ですので、山で読図する際に使用する地図は、
1/25000地形図に決めて間違いないと思います。

更に軽量化とコンパクト化の為に、
その地形図の必要箇所をコピーして山行に持って行きましょう。



それでは
国土地理院のサイトで印刷する方法を解説します。

国土地理院のサイトにアクセスします。
 すると以下のページになります。



②登りたい山の地形図の名称を入力してダブルEnter
 もしくは地図を拡大して探す



③左下の縮尺が300mになっていたら、
 (1/25000地形図ですのでこれを印刷します)
 右上の『機能』から
       『ツール』から
           『印刷』をクリック。



④すると印刷画面が出てくるので、
 中央の上にある『印刷』をクリック。


 
⑤最後の印刷画面が出てくるので、
 プレビューと用紙設定を確認して、
 『印刷』をクリック。



これで地図の印刷が完了しました。

画像加工ソフトやコンビニのコピー機を使って、

⑥最後に縮尺を1/25000に合わせましょう。
 倍率は53.3縮小します。

これで1/25000地形図の入手完了です。
お疲れ様でした。


次回は磁北線を描き込みコンパス用の地図に仕上げます。
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